記事を公開したのにGoogle検索に出ないときは、すぐに文章を書き直したり、キーワードを増やしたりする必要はありません。まずは、ページが一般公開されているか、Googleが存在を認識しているか、検索結果に載せる価値のある内容になっているかを順番に確認しましょう。
特に、公開直後の記事はGoogleに発見・確認されるまで時間がかかることがあります。以下の手順で原因を切り分けると、落ち着いて対処できます。
1. ページが本当に公開されているか確認する
最初に確認したいのは、記事が訪問者から見られる状態になっているかです。管理画面では公開済みでも、実際には非公開や限定公開になっているケースがあります。
- 記事の公開状態が「公開」になっているか
- 公開日時が未来の日付になっていないか
- ログイン中の利用者だけが見られる設定になっていないか
- URLを開いたときに、404エラーや表示エラーが出ていないか
- スマートフォンでもページを確認できるか
別のブラウザやシークレットウィンドウでURLを開くのも有効です。管理者としてログインしていると見えるページでも、一般の訪問者には表示されない場合があります。
2. Googleにインデックス登録されているか調べる
Google検索に出るには、まずGoogleがページを見つけて内容を確認し、検索データベースに登録する必要があります。この登録を「インデックス」と呼びます。登録されていなければ、検索順位以前の問題として、検索結果に表示されません。
確認にはGoogle Search Consoleを使います。サイトを登録したうえで、画面上部のURL検査に記事のURLを入力してください。「URLはGoogleに登録されています」と表示されれば、インデックス登録の状態を確認できます。「登録されていません」と表示された場合は、原因に応じた対応が必要です。
Search Consoleで確認したい項目
- インデックス登録の可否
- Googleが最後にページを確認した日時
- クロールを妨げるエラーの有無
- noindexの設定がないか
- 正規URLが意図したページになっているか
弊社でもSearch Consoleでの確認では、公開したはずの記事にnoindex設定が残っていたり、URLの変更後に古いページを確認していたりする事例を見てきました。画面の表示を一つずつ確認すると、原因が見つかりやすくなります。
問題がなければ、URL検査画面から「インデックス登録をリクエスト」を実行できます。ただし、リクエストを送れば必ずすぐに検索結果へ出るわけではありません。何度も繰り返すより、ページの状態を整えてから一度申請する方がよいでしょう。
3. noindexやrobots.txtを確認する
サイトの設定によって、Googleにページを登録しないよう指示されている可能性もあります。代表的なのが「noindex」です。これは検索結果への掲載を避けるための設定で、意図せず入っていると記事は検索に出ません。
WordPressなどの管理画面では、記事ごとの検索表示設定やSEOプラグインの設定を確認してください。また、サイト全体の設定で検索エンジンに表示しない状態になっていないかも見ます。
robots.txtは、検索エンジンの巡回を制限するファイルです。サイト移転や制作中の設定が残っていると、必要なページまで確認されにくくなることがあります。設定に自信がない場合は、変更前に制作会社へ相談するのが安全です。
4. XMLサイトマップを送信する
XMLサイトマップは、サイト内にどのようなページがあるかをGoogleへ伝えるための案内図です。サイトマップがなくてもGoogleがページを発見することはありますが、新しいサイトやページ数の少ない企業サイトでは、送信しておくと確認しやすくなります。
Search Consoleの「サイトマップ」から、サイトマップのURLを送信します。送信後は、読み込みが成功しているか、エラーが出ていないかを確認してください。ただし、サイトマップの送信は登録や掲載順位を保証するものではありません。
5. 記事の内容とサイト内のつながりを見直す
インデックス登録されていても、検索結果の目立つ位置に出ないことはあります。検索結果は、記事の内容、検索した人の目的、競合ページなど、複数の要素をもとに表示されます。
まずは、記事が読者の疑問に具体的に答えているかを確認しましょう。会社名やサービス名だけを並べるのではなく、対象者、悩み、手順、注意点、問い合わせ先などを整理します。岡山の店舗や工事会社であれば、対応地域や相談の流れなど、実際の利用者に役立つ情報も重要です。
- タイトルと本文の内容が一致しているか
- 冒頭で読者の疑問に答えているか
- 他のサイトの言い換えだけになっていないか
- 自社の経験や事例を具体的に説明しているか
- 関連するページから内部リンクを設置しているか
SEOの基本やサイト全体の改善については、株式会社みうらのSEO対策ページも参考にしてください。関連ページ同士を自然につなぐと、読者が必要な情報へ移動しやすくなります。
6. すぐに検索されなくても焦らない
公開直後に検索されないことだけで、設定ミスや失敗と判断することはできません。Googleがページを確認する時期はサイトの状態などによって異なります。数日たっても登録されない、エラーが解消しない、重要なサービスページが見つからないといった場合は、Search Consoleの内容を見ながら原因を調べます。
確認の順番は「公開設定」「ページの表示」「noindexなどの制限」「Search Console」「サイトマップ」「記事内容」です。むやみにキーワードを追加するより、技術設定と読者にとってのわかりやすさを整えることが大切です。
自社での確認が難しいときはご相談ください
Google検索に記事が出ない原因は、公開設定の小さなミスから、サイト全体の構造や記事内容までさまざまです。株式会社みうらでは、岡山の中小企業を中心に、ホームページの状態確認やSearch Consoleの確認、記事改善のご相談を承っています。何を見ればよいかわからない場合も、現在の状況を整理しながらご案内します。
