無償でリフォーム会社さんを紹介するサイトを運営しておりますが、現在検索順位11位から15位で喘いでいます。
この順位が一番もどかしいというか声を大にして「がんばれぇ~」と叫びたい状況です。
サーチコンソールによる順位は↓こちら
- 情報量を増やす(トップページに文書や写真を追加、若しくはページの追加)
- 検索結果に表示される要約文をクリックしたくなるような文書に変更
- 自分で検索してクリックする&知り合いに頼んでクリックしてもらう
1.情報量を増やす
なんといってもコンテンツSEOが重要です。2ページ目まで探してくれる熱心なユーザーが現在の状況でも数人おり、その方たちが直帰せず3分以上サイトにとどまってくれるようなネタをページに置きます。それにはまずアナリティクスを使いどんな人が何を求めているのかを想像します。
年齢、性別、アクセスが多い時間帯、スマホ比率、よく見ているページなどなどから推理していくこととなります。ここがコンサルタントとして腕の見せ所です。
上記の例ですと30代から44歳までの男性がメインになっております。
概ね30代で家を新築するはずなので建てたばかりの家をリフォームするわけもなく、親の介護の為にリフォームするわけでもないように思います。
仮説1「親や祖父から家を譲り受けた人、中古の戸建てを購入した人」がリフォーム業者を探している。
この仮説に基づくと部分的な補修ではなく全面的なリフォームのネタとなりリフォームに関する住宅ローンの説明などが喜ばれるコンテンツとなります。
それぞれの説明ページを作り、トップページの目立つ部分に誘導のリンクを置き、アクセスログを検証すると仮説が正しいかどうかわかります。気の遠くなるような作業ですね。もっと簡単に順位を上げられないのか?と思ってしまいますが、こういう地味な作業こそが本当のSEOとなります。
2.要約文を魅力的にする
スニペットと呼ばれる検索結果の要約文に思わずクリックしたくなるような文言を入れる。
現在の状況はありきたりな文書になっておりクリックしてみたいと思える内容ではありません。余談ですが画像を説明するALTタグに入れている文字がスニペットに表示されています。
スニペットとして抽出される文書はディスクリプションタグに入っている物、若しくはページの最上段の文書が拾われます。
刺激的な文書「間違いだらけの○○選び!」「○○業者の悪評!」などと入れるのもありですが、正攻法としては上記の仮説で立てたユーザー層が興味を引く文書にいたします。
「岡山でリフォーム業者をお探しの方!匿名で写真を送っていただければ概算の見積もりをお届けします。」こんな感じに変更してみたいと思います。
3.自分でクリック
嘘みたいな話しですが自分でそれぞれのキーワードを検索しクリックすると異常なほどCTRが高くなり順位も一時的に上がります。これを組織的にやっているSEO業者もいます。
あくまでも一時的ですがユーザーが喜ぶコンテンツがあれば順位は安定しますので、こんなことをする前にコンテンツを見直してからやってみてください。
まとめ
SEOには1ページ目に表示され順位を守る対策と、2ページ目以降に表示されており順位を上げる対策があります。
30位から100位の場合はとにかくコンテンツを増やす。
11位から30位になるとアクセスログが溜まるのでユーザーを意識したコンテンツに変える。
1位から10位の場合ライバル9社との差別化を図る。
クライアントさんから依頼されたコンサルティングを表に公開するわけにはいかないので自社サイトを例に説明させていただきました。
やみくもに取り組まず今なすべき事を実行すると必ず成果が出ますので現在の状況に応じて取り組んでみてはいかがでしょうか。