2017年1月 岡山の雇用情勢

厚生労働省岡山労働局が2017年1月の雇用情勢を発表しました。

求職者数31551人に対し、求人数47190社、求人倍率1.5倍となっています。

http://okayama-roudoukyoku.jsite.mhlw.go.jp/jirei_toukei/kyujin_kyushoku/_117006/_120691.html

求職者目線で表現されているため改善となりますが、我々雇用したいと考える企業にとっては悪化していると言えます。

毎月の平均を大雑把に表現すると4万社の募集に対して、3万人の求人しかないということです。

平成21年から平成26年にかけては求人倍率が1倍を下回っており非常に楽に雇用を確保出来ていましたが、27年以降は倍率がどんどん増え続け29年になっても増加傾向です。

雇用の奪い合いが始まっております。

岡山で雇用を確保する戦略

雇用を確保するには、給与を上げる、労働時間を短縮させるという二つの要素しかないと思います。

1人当たりの賃金が上がり、労働時間が短くなると会社の生産性は確実に下がります。

生産性が下がっても同じ利益を確保するためにはITやなどを活用した自動化も勿論ですがいい仕事を沢山取ることが一番効果が高いのではないかと思います。

ホームページの活用

従来は会社案内を目的としてホームページを各企業が制作していましがた、ここへきてようやくSEOという言葉が広く知られるようになってきました。

自社のページが検索された時に上位に表示されれば仕事が入ってくると認識されているようです。

残念ながらというか幸運にもというべきか岡山ではSEOを使い業績アップを図っている会社はまだ非常に少ないため参入するチャンスがあります。

雇用を確保したいと検討されたことをきっかけにSEOでの業績改善をご検討ください。

雇用確保の戦術

雇用確保の戦術には以下の3つがあるのではないでしょうか。

  • ハローワークシステム内SEO
  • HPすらない会社は今すぐ制作する
  • 求人ページの情報を増やす

ハローワーク内SEOとは株式会社みうらが作った造語です。

求職者はハローワークのパソコンを使って自分にあった仕事を探します。職種や勤務地、休日などで検索し会社を選んでいます。この時により多くの検索にヒットするようにすることでより多くの求職者の目に触れる事が可能になりひいては応募の数が増えていくのではないかと思います。検索項目を面倒だからと未入力にせず出来るだけ空白を作らずに募集情報を入力してください。

いまどきホームページも無い会社なんて・・とよく耳にしますが中小企業の約2割は自社のホームページを作っていません。100%子会社だから、顧客は既に決まっているからという理由で作られていないようです。このような会社が「いまどきHPもないなんて・・」に該当しています。求職者は必ずHPを見るということに最近になって気付かれたようで、こういった企業さんからのHP制作依頼が平成27年以降増えております。29,800円で制作しますのでご検討ください。

求人に力を入れているんだけどねぇ・・とおっしゃる企業さんは多くいらっしゃいます。そういった企業さんのHPを見てみると通り一遍の情報しか載っていない場合がとても多いです。お客さんを見つけようとするといろんな営業資料を作りプレゼンテーションしますが、求職者に対しては「雇ってあげる」という気持ちがあるためか親切な説明が不足しています。実際に勤務する仕事内容を具体的に掲載するなど詳細な情報の公開が必要になります。従来は非常に少ない情報を頼りに仕事を見つけ、働いてみたが思っていたのと違うということですぐにやめてしまう人が後を絶ちませんでした。特に岡山県はこの傾向が強く求職者、雇用主にとっても不幸なことになっています。求職者が面接に来た時点でその会社のことをほぼ100%理解した状況なるくらい詳細に公開してはいかがでしょうか。

まとめ

人手不足倒産が目の前に来ていますが、日本人はどうしてもお金を払う側が偉いという固定観念が拭えず後手後手になっているように思います。「お客様は神様です!」といった歌手が居たそうです。求人者は神様です!とまでいかなくとももう少しいまより目線を下げるべきではないでしょうか。

株式会社みうらは営業面においてのお客さん、雇用面においての求職者を同じように考えクライアントさんへ提案する企業です。

2017年1月 岡山の雇用情勢
トップへ戻る