SEO対策アナリティクス

直帰と離脱の違いについて

株式会社みうらの三浦和賢です。直帰率と離脱率を解説している情報をよく見かけますが率で説明するから余計ややこしく感じるのではないかと思います。また、セッションという言葉を使うことでさらに複雑になっていると感じます。

直帰ページとは

他のWebサイトから流入し1ページのみの閲覧で終わったページが直帰ページです。

トップページが検索にヒットしておりそこからのアクセスがあるが内容がつまらなくそのまま逃げてしまった場合。

問題視される直帰ページ

お気に入りなどにカレンダーページなどが登録されており日程を確認するなど1ページのみで要件が終わる場合。

よく行くお店の営業時間を確認したり教室やジムなど空き時間を確認するためのアクセス。

ブラウザを開きっぱなしにしており30分以上または数日後という間隔でページを閲覧しどこにも進まない。

じっくり時間を掛けて検討する場合、ブラウザのタブを開きっぱなしにして留めておくケースがよくあるようです。

直帰率が高い=悪いということではなく要件が満たされれば次へ進む必要はないのでどういう状況が問題のある直帰なのかを見極めなければなりません。

リスティング広告を運用している場合は直帰率を必ず確認しないと広告費をどぶに捨ててるような事になります。

広告費をかけっぱなしで直帰を一切チェックしていない方もおられるようですが、リスティングを始めたら必ず直帰を確認することが大事です。

離脱ページとは

他のWebサイトから流入し2ページ以上遷移した最後のページが離脱ページです。

トップページが検索にヒットしておりコンテンツに興味を持ってもらったが次に料金ページへ進み高いと感じて逃げてしまった。

離脱ページが問い合わせページであれば最も喜ぶべきことですが、料金ページやサービスを紹介しているページが離脱ページになっている場合、品質と価格を見直さなければなりません。

直帰も離脱もユーザーが何を求めてページを閲覧しているかを深く読みとる事がWebサイト改善の唯一の手だてとなります。