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リスティング広告とランチェスターの法則

株式会社みうらの三浦和賢です。

リスティング広告の広告予算についてのお話です。

色んな会社さんのリスティング広告の予算についてお話をうかがうと大雑把ですが沢山掛けているところほど効果が高いように感じます。

つまり広告予算を掛ければ掛けるほど成果が出やすくなっています。

ほとんどの場合、最初は恐る恐る月2万円とか5万円を掛けて成果が出れば増やしていくという考え方になると思いますがそれでは無駄金を使うようなものです。

ランチェスターの法則を使って戦闘力を計測

SEOで集客する場合は敵との一騎打ち戦となりますのでランチェスターの1次法則となります。

戦闘力=(味方の兵士の数×武器性能)-(敵の兵士の数×武器性能)

兵士の数=ページ閲覧数

武器性能=ページに掲載している内容

このような形になりますので武器性能がほぼ同じなら出来るだけ検索上位に表示させて閲覧数を増やすか、敵が行っていないような特徴のあるサービスを掲載することで戦闘力に差を付けることが出来ます。

この法則を理解している人はもう一つ別サイトを作って兵力数を2倍にしていますがなかなかそんなことまで思いつく人はいないようです。

リスティング広告で集客する場合は遠くて見えない相手との確立戦となりランチェスターの2次法則となります。

戦闘力=(味方の兵士の数²×武器性能)-(敵の兵士の数²×武器性能)

兵士の数=ページ閲覧数=広告費

武器性能=ページに掲載している内容

1次法則との大きな違いは広告費をコントロールすることによって兵力数を高めることが出来るという点と、兵士の数が二乗される点にあります。

広告費を10万円掛けた場合と20万円掛けた場合の戦闘力の違いを表にしてみました。

広告費 戦闘力
10万円 100
12万円 144
14万円 196
16万円 256
18万円 324
20万円 400

敵が広告費10万円を掛けており、自社が14万円(敵の1.4倍)かけると戦闘力は1.96倍もの差がつきます。

敵の2倍の広告費を掛けると戦闘力は4倍になります。

少し予算を増やしただけで圧倒的に優位に立てることがよくわかります。

まとめ

日本人は技術とかテクニックなどの言葉が大好きです、

少ない予算でもリスティング運用のテクニックを磨けば成果が出ると考えている人が多いようです。

質を磨くより量を敵の1.4倍以上掛ける方が大切ではないでしょうか。